こんな方におすすめです!
原発性腋窩多汗症に対する治療薬エクロックについて
日本初の保険で処方できる腋窩多汗症治療外用剤です。
エクロックは抗コリン作用でアセチルコリンをブロックし、過剰に出る汗を止める作用があります。
1日
1回 腋窩に塗布します。
緑内障、
12歳未満、妊娠授乳中の方は使用出来ません。
薬価は1本当たり
4874円なので、3割負担の方で
1402円となります。
発売から1年間は、1本ずつの処方となり、両脇に外用し2週間分です。
適応は、原発性腋窩多汗症で、
13才以上に使用可能で、妊娠・授乳中の方は使えません
。
水平にしたアプリケーターの上面にエクロックゲルをのせて、わきの下に塗布します。
必ずアプリケーターを使用し、薬液には手を触れないように注意してください。手を使って塗布しないでください。使用量は、右わきにポンプ
1押し分、左わきにポンプ
1押し分です(本剤
1本(
20g)が
14日分に相当します)。
薬液を塗った後、わきが乾くまでは寝具や衣服が触れないように注意してください。使用後のアプリケーターに残った薬液は、ティッシュペーパーなどでていねいに拭き取るか、水で洗い流してください。
手掌多汗症
アポハイドローションという手汗専用の治療薬が処方可能になりました。
(有効成分:オキシブチニン塩酸塩)
日本初の保険適用の原発性手掌多汗症治療薬です。エクリン汗腺にあるムスカリン受容体に対して抗コリン作用により発汗を抑制します。
アポハイドローションの頻度の多い副作用
副作用発現頻度は
12.5%(
18/144例)
主な副作用は適用部位皮膚炎
4.2%(
6/144例)、口渇
3.5%(
5/144例)、適用部位そう痒感
2.1%(
3/144例)
薬価は3割負担の場合で、1本当たり約700円です。
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